壁紙にコーティング剤を塗ってある壁紙は（ポリバレンテインテリアでは）工事しません。正確には、このサイトに表記した施工料金では対応できません。
また、壁紙の補修工事に関してはアウトで補修補修工事そのものができません。
「コーティング」とは
「コーティング」とは、壁や床などの建材に直接液剤を塗ってキズや汚れから守るものです。感覚はワックスに近いと思います。新築のタイミングで希望者のみ施工するパターンが多いです。
コーティングしてある壁紙はきれいに剥がれない
コーティング剤が塗ってある壁紙は、きれいに剥がれません。表面が硬く、剥がす際に下地を引きずります。
「壁紙が剥がれない」と言うわけではないのですが、非常に大変な作業です。また、下地もかなり傷みます。そして、別途傷んだ下地の補修作業が発生します。
だから、コーティングしていない壁紙と同じ料金では対応できません。
中古マンションを購入した方は
「中古マンションを購入したから、コーティングが塗ってあるか良く分からない。」とい事もあるでしょう。
まずは、不動産屋に聞いてください。また、素人では分かり辛いと思いますが（プロでも分かり辛いのですが）以下の点を観察してみてください。
- 壁紙が思いのほかきれい。（とくに上部や人の手が触れない部分。）
- 表面に光沢がある。（ワックスを塗ったような。）
- 表面が硬い。（プラスチックのような感じ。爪が立たない。）
コーティングが塗ってあるかどうかを素人が見極めることは難しいです。プロでも、実際に剥がす段階まで分かりません。
これらの点で何か違和感を感じたら、売主に問い合わせするように不動産屋に指示してください。
追加料金が事前に決められない
壁紙を剥がすのが大変で、さらに、下地まで補修しなければなりません。「追加料金を払うからやって欲しい。」という場合もあるでしょう。
その場合、追加料金を事前に決めることができません。やってみないと労力がどのくらいかかるか分らないからです。
- やってみないと分からない
- 作業時間も読めない。（工期が分からない。）
- 下地も相当痛むから、仕上がりも不安になる。
コーティングが塗ってある壁紙は困ったものです。やりたくないんだなぁ。
もし、工事の際に発覚した場合
工事の際に発覚した場合は、約束通りの工期を保証できません。また、追加料金も請求します。
もしもの場合に備えて「何か壁紙が硬いなぁ」と感じたら、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを立てて下さい。
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